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伊豆大川温泉にある全室源泉かけ流し露天風呂付の宿「いさり火」から
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2022年9月22日
木曜日

井上重生展 in 伊豆高原

 本日より伊豆高原では、伊豆ゆかりの洋画家、井上重生氏(1900〜86年)の油絵の展示が始まりました。

 

 真鶴や熱海、伊東などで暮らし、伊東高校女学校に勤め、伊豆の風景も多く遺しています。

 

 今回は、果物、ひまわりや椿といった花などの静物から、真鶴港や小田原の風景、国府津駅の機関庫などが展示されています。

 「機関庫」 国府津駅にあった蒸気機関車の機関庫はドイツの設計技師によるもの。電化のため、現存しない。

 どこか、ゴッホといった印象派のような筆のタッチを想起させます。
 「真鶴港」はガラスフレームがないため、間近で筆のタッチを楽しむ事ができます。

 購入可能な作品もあり、今回はかなりお安くなっているとの事でした。

 風が涼しくなってきて、一層秋の気配がしてきました。
 芸術の秋、無料で楽しめるギャラリーを訪れてみてはいかがでしょうか。

 【井上重生氏 プロフィール】
 1900 熊本に生まれる。
 1923 神奈川県真鶴小学校代用教員奉職中、関東大震災に遭い、九死に一生を得る。
 1924-28 青山学院英語師範科に入学、卒業。在学中より、中川一政、小林和作に師事。
 1928-53 英語教諭として、大宮高校、富士中学校、韮山中学校、伊東高校女学校に勤める。
 1935 第1回静岡県美術展にて協会賞を受ける。
 1940 春陽会に「居留地の家」で初入選。以後毎年出品。
 1942 静岡実写派協会を結成。第1回展を松坂屋静岡店にて開催。以後没年まで出品。
 1943 伊東高校女学校に転任と当時に、住まいを伊東市宇佐美に定める。
 1948 春陽会賞を受け、会友(現準会員)推挙。
 1955 春陽会十三人会を結成。第1回を日本橋丸善画廊にて開催。
 1957 春陽会会員に推挙。
 1958 狩野川台風による宇佐美烏川の氾濫で住まいを流され、以後、真鶴の中川一政別邸に住まう。
     以後、銀座昭和画廊、銀座資生堂ギャラリー、銀座美術ジャーナル画廊などにて個展開催。
 1965 熱海市下多賀に居を移す。
 1975 旃々会を結成。資生堂ギャラリーにて没年まで出品。
 1978 伊東市ギャラリーヤマモト主催のオープン記念で個展を開催。
 1985 第10回日中交流美術展にて横浜市長賞。
 1986 86歳にて逝去。
 1987 中国桂林市長賞を受け、遺作が巡回。
     春陽会64回展、横浜春陽会店、遺作室に特別展示。
 1988 伊東市ギャラリーヤマモト企画で遺作展。
 1989 中国山西省にて遺作が展賞受賞。
 1990 遺作画集「和魂洋才」出版。

宿泊日 Arrival

未定
大人 Guests

小人

宿泊数 Nights