伊豆大川温泉にある全室源泉かけ流し露天風呂付の宿「いさり火」から
最新の情報をお届けします。
本日は全国的に冬本番の寒さとなりました。
紅葉の時期でもありますが、全国的に見ても寒暖差の少ない伊豆半島は、もともと紅葉の名所がとても少ないです。そんな伊豆で数少ない紅葉スポットが、道の駅「天城越え」や、修善寺の「修善寺自然公園」や「虹の郷」で、11月25日現在、虹の郷が見頃を迎えています。全国でも遅めの紅葉をぜひお楽しみください。
さて、ご夕食のお献立も新しくなりました。
「蒸物」では、メバルの切り身に、百合根の入ったつくね芋(大和芋)のとろろを乗せて蒸し、あんかけ仕立てでご用意。百合根が入ることで舌触りが良く、長芋より粘り気が強いつくね芋を使うことでねばねば感もアップ。メバルととろろの食感の違いをお楽しみください。
新しいお献立で、皆様のお越しをお待ち申し上げています。
柳澤農園さんから、タヒチライムに続いて、旬の鬼頭ゆず(木頭ゆず、本ゆず)が届きました。
ゆずの中でも、香りが高く、酸味が強いのが特徴の鬼頭ゆず。早速自家製ゆず酒に。
現在、夕食のお刺身用にご用意しているライム胡椒がなくなり次第柚子胡椒になる予定です。どうぞお楽しみに。
暦の上では立冬が過ぎ小雪へと向かう中、朝晩は空気が冷え込み冬の訪れを感じるようになりました。
今の時期、当館のご近所や大川海岸では、11/17が誕生日花であもある「磯菊(いそぎく)」の花が咲いています。
千葉県房総半島(犬吠崎)〜静岡県御前崎の太平洋岸の海岸(磯)の崖や岩場に自生している日本原産の海辺植物です。伊豆半島では下田の爪木崎などが有名で、城ヶ崎海岸などでも見られます。
花言葉は「清楚な美しさ」。冷たい潮風に耐え、小さな花が凛と咲く姿がなんとも美しいですね。
お天気の日にはぜひ大川海岸でいそぎくの花を探してみてください♪
前回ご紹介した大川産ライムを使って本日より期間限定でモヒートをご提供することが決まりました!
モヒートといえば、夏のイメージが強いカクテルですが、ライムの旬は11月前後のまさに今です。爽やかない香りにやや甘みもあるそんな旬の無農薬のライムと、同じく柳澤農園さんから無農薬のキューバミント(イエルバ・ブエナ)で作るオーガニックモヒートを今回はご用意。
キューバミントは本場のモヒートには欠かすことのできないミントです。本場の味をこの機会にぜひ!
また、ご夕食のお刺身には、醤油、塩、そして、ゆず胡椒ならぬ、ライム胡椒の3点をご用意。同じく大川産タヒチライムと、自家菜園の唐辛子、塩でお作りしました。ピリッとした辛さとライムの酸味、爽やかな香りが白身のお魚には相性ばっちりです。
さらに、期間限定で、売店にて獲れたてのタヒチライムを販売しています。是非モヒートを一度ご賞味いただき、ご家庭でモヒート作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。また、タコスなどエスニック料理にも最適です。なかなかライムを使う機会がない方も、ぜひこの機会にオーガニックライムをご賞味ください。
伊豆大川・柳澤農園さんから旬の無農薬ライムが届きました♪
世界で一般的なライムといえば小ぶりのメキシカンライム。スーパーで見かけたり、海辺やバーでコロナビールにささっていたりする多くがこのメキシカンライムです。日本では、国産のライム自体が非常に希少で、メキシカンライムにいたってはほぼ定着していないそうです。
今回はタヒチライムで自家製ライム酒を作りました。
柳澤農園さんは、当館から徒歩10分ほどの場所にある小さな農園で、無農薬にこだわり、レモンを中心に、ライムやブルーベリー、ゆずなども栽培されています。
昨年冬には同園の無農薬レモンを使ったお料理をご用意。売店でも販売しましたところ大変好評で、多くのお客様にお買い求めいただきました。
柳澤農園→
伊豆大川産レモン
大川産レモンジュース&ペースト
ライム酒の出来上がりをどうぞお楽しみに。
空気が澄みわたり、客室からは水平線上に千葉県の房総半島の高い山々が肉眼でも見えるようなってきました。
さて、11月のいろりダイニングのディスプレイは、古流・前田理裕氏による秋の生け花です。
今回の花材は、枯れ枝(つつじ)、ツルウメモドキ、椿、アナスタシア、スプレー菊で、実物や菊で秋の装いとなっています。
前田氏にはロビーの装花を通年、担当していただいております。また、当館スタッフは同氏による生け花講習を毎月1回受講し、基礎を学び、研鑽を積んでいます。
秋めく雰囲気の中でダイニングをお食事をお楽しみくださいませ。
朝晩と涼しくなり心地よい風が吹き抜け、秋の訪れを感じられるようになりました。
さて、10月のいろりダイニングを飾ってくださるのは、伊豆高原在住の陶芸家・鈴木秀昭氏による「陶器」です。
アメリカの大学を卒業後、石川県の九谷焼技術研究所で九谷焼を、アメリカの芸術大学大学院では先駆的なアートとしての陶芸を学んだ同氏。今回の作品にも九谷焼の面影を垣間見ることができます。
2021年は、同氏の特徴ともいえる宇宙や曼荼羅(まんだら)の世界を、金や銀、白金などきらびやかな色彩で緻密な紋様で描いていた作品を展示していただきました。昨年は、まるで古代遺跡から出土したような作品で博物館のような雰囲気になり、今年も一点展示させていただいてます。
→2022いろり×鈴木秀昭氏
国内はもとより、海外でも数多くの受賞歴を誇り、アメリカでは雑誌で特集が組まれるなど、世界で高い評価を受けています。世界で活躍する鈴木氏の世界をお楽しみくださいませ。
なお、現在富山県でも個展を開催中の同氏。insatgramなども是非ご覧くださいませ。
鈴木秀昭氏instagram→ コチラから
【鈴木秀昭氏 プロフィール】
1959 東京生まれ
1986 ユタ州立大学社会学部 卒業(アメリカ)
1991 石川県立九谷焼技術研修所 卒業
1993 クランブルック・アカデミー・オブ・アート大学院卒業(アメリカ)
工房想空 静岡県伊東市八幡野1340-11
陶歴
1992年 第13回ヴァロリス国際陶芸ビエンナーレ 文化相賞(フランス)
1994年 アーティスト・イン・レジデンス(バンフアートセンター、カナダ)
1995年 アーティスト・イン・レジデンス(ヨーロピアン・セラミックスセンター、オランダ)
1996年 アーティスト・イン・レジデンス(ウッドストックアートセンター、アメリカ)
1997年 アーティスト・イン・レジデンス 真露国際陶芸ワークショップ(韓国)
1998年 ゴールドコースト国際陶芸展 大賞(オーストラリア)
2000年 シドニーメイヤー国際陶芸展 奨励賞(オーストラリア)
2006年 シドニーメイヤー国際陶芸展優秀賞(オーストラリア)
2007年 日本大学国際関係学部 非常勤講師(~10年)
2009年 現代工芸への視点-装飾の力-(東京国立近代美術館 工芸館)
2012年 日本橋三越本店にて個展(08年、10年)
2013年 JOMON&IROE展(さんしんギャラリー善/静岡県三島市)
2014年~ 石川県立九谷焼技術研修所 県外講師
2015年~ 茨城県立笠間陶芸大学校 県外講師
2017年 ビジティングアーティスト(The Pottery Workshop、景徳鎮/中国)
2018年「金彩の美学」吉田幸央x鈴木秀昭展(和光/東京銀座)
2019年「色絵九谷」個展 (陶渓川美術館/中国)
2022年「鈴木秀昭氏 作品展 装飾の世界」(石川県金沢市)
2023年5月 陶芸家 鈴木秀昭 造形展 「沈遊/浮遊」(森の小屋/静岡県伊東市)
2023年7月 グループ展「盛夏の四人展 〜色彩と造形の饗宴〜」(松森美術/東京京橋)
2023年9月 鈴木秀昭 作品展(ギャラリーおかりや/東京銀座)
2023/9/29〜11/26 鈴木秀昭 作品展 ー形と模様の表現ー(ギャラリー耀&カフェらっくらいす/富山県南栃市)
など
その他国内外で展示、コレクション多数
残暑厳しい日が続きますが、秋分を間近に控え、新米や秋の味覚が届き、当館では新しいお献立が始まりました。
今回のお献立では食前酒をご用意しております。今年6月に当館敷地内で採れた楊梅(ヤマモモ)で漬けた自家製楊梅酒をソーダ割りにしました。ほんのり甘酸っぱい楊梅の味をご賞味くださいませ。尚、なくなり次第、自家製プラム酒となります。
→楊梅酒 (「赤しそ、野いちご、やまもも」)
→プラム酒(「大川産ブルーベリー&プラム」)
部屋食のいさり火会席では、夏の間は冷たい冷鉢のお料理でしたが、温かい熱物となり、「カワハギなめこ汁風」をご用意いたしました。
また、焼物では、伊豆ならではの金目鯛を使ったお料理で皆様のご来館をお待ちしています。
なお、ダイニングのいろり会席では、いろり料理として、金目鯛串、鶏つくね串、和牛ステーキを炭で焼いてお召し上がりいただきます。
今回は、お問合せの多いお子様のご宿泊に関するご案内です。
当館は約50年の歴史があり、木造という建物の構造上どうしても音が響きやすいため、小学生までのお子様のご宿泊は1階の103、105、106のお部屋に限らせていただいております(中学生以上のお子様は他のお部屋でもご宿泊いただけます)。
また、お料理につきましては、未就学児のお子様は「お子様ランチ」を(宿泊費は大人の50%の料金)、小学生のお子様は「大人と全く同じお料理」を(宿泊費は大人の70%の料金)それぞれご用意しています。
「小学生低学年だと大人と同じ料理はまだ食べられない、、、 」、「小学生だけどお子様ランチに変更したい」といったお声もございます。その場合、小学生のお子様でも、お子様ランチに変更は可能ですが、料金は据え置き(大人の70%の料金を維持)となりますことをご了解の上、ご予約時にお問い合わせくださいませ。
尚、当館でご用意できるお子様の備品は、おむつ用バケツ、バンボ(赤ちゃん用イス)、お子様用食器、お子様用浴衣のみとなります。お子様向けの布団、枕、アメニティーセット、歯ブラシ、タオルなどはご用意がなく、大人と同じものでしたらご用意が可能です。予めご了承くださいませ。
※小学生(大人と同じ料理)・・・大人料金の70%(お子様ランチに変更可、その場合料金変更なし)
※未就学児(お子様ランチ)・・・大人料金の50%
※乳児(寝具有り)・・・施設使用料+寝具 ¥3,300
※乳児(寝具なし)・・・施設使用料 ¥2,200
9月のいろりダイニングのディスプレイは伊東市出身の墨水画工・由(よし)三蔵氏による墨水画です。
水墨画と同様、「墨水画」は墨と水を使って描いた墨絵です。
古来の水墨画とは違って「墨水画」は、実写的に、自由な技法で絵画的に表現しているのが特徴で、中には、水と墨以外に塩を使って表現する方もいらっしゃいます。
麻紙の白い部分を残しながら、薄い墨を面相筆で重ねていく作業は決して効率良くはありませんが、墨の心地良い香りと和紙の地から生まれる水墨の絵肌は、西洋絵画にはない柔らかな感覚が得られます。
墨と水によるシックな空間でいろりダイニングのお食事を愉しみくださいませ。
※作品はいずれもご購入可能
【由三蔵氏 プロフィール】
1953年 静岡県伊東市生まれ
2001年頃まで 広告デザインの仕事に携わる。
2005年頃より 個人ギャラリスト「カツマタ画廊」へ出品。(現在、年に一回三人展を開催)
2017年 三島パサディナ美術館「大賞展」にて準大賞受賞
2019年 初個展「由三蔵 墨水画展」 沼津カフェ&ギャラリーハウス「KIZASU」にて
2020年 2回目の個展「由三蔵 墨水画展2」 同場所にて
2020年 三人展「美の狩人たち」 沼津ギャラリーにて
2021年 企画展「由三蔵 墨水画」 モン ミュゼ沼津(沼津市庄司美術館)にて